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※テキストはWikipedia より引用しています。
オメガは究極と意味が込められたブランドネームを持ち、高級時計として名を馳せています。時計には車の車検と同じように定期的なメンテナンスが必要になり、これをオーバーホールといいます。オーバーホールは時計をただ分解して掃除をするだけではなく外部まで細かく点検し、本来の機能を確実に発揮できる状態に戻す作業です。オーバーホールの手順は、はじめに時計の機能や外装の状態をチェックします。具体的におこなうのはプッシュボタンやベゼルの動き、機械の作動具合などの検査です。次に、裏蓋のオープンとムーブメントの分解と洗浄です。3針でも100、クロノグラフのモデルの場合は約300にもなるパーツをひとつひとつ分解します。この過程で摩耗や破損したパーツがあれば、交換します。洗浄で使用するのは、超音波精密部品自動洗浄器です。洗浄が終わり部品を乾燥させたら専用の機械油を注油して再び組み立て、テスターでの精度の測定と調整をおこないます。始めにムーブメントのみでの測定と調整をおこない、終わったら文字板と針を取り付けてケースに組み込み再度テストを実施。専用のテスターでおこない測定と状態に応じて変化するため、経験とテクニックが必要な作業になります。その後、防水テストを実施し、ファイナルテスト機と呼ばれる自動巻き上げ装置で精度測定をおこないます。防水テストは、時計にとって重要な項目です。時計の内部に水が入ると部品の交換にとどまらず、針や文字板の交換にもつながり時計としては致命的な事故になります。オーバーホールではひとつひとつの時計にエアーをかけての空圧テストをおこない、必要に応じて水中加圧式による防水テストもおこないます。自動巻き上げ装置での精度測定は、装置に時計をセットしてローターの巻き上げと時計の動きのテストです。実際に時計を使用する状態を想定し、約5日間測定します。その結果によっては再びタイミング調整をおこないますが、何事もなく測定が終わるとオーバーホールも終了です。オメガは高級時計ということもあり、3年から4年に1度のオーバーホールが推奨されています。